8月12日(大会2日目)展望
今日は競技会場ではなくてOBS(オリンピックブロードキャスティングサービス)に隣接しているIBC(国際放送センター)で解説です。昨今のバドミントン競技の注目度がたかまっており会場だと1コートでしか国際映像が届けられないため、このように会場以外でも映像を見ながら実況をする事もあるんです。
さて8月12日の大会2日目の展望です。
WS奥原選手、山口選手。共に格下との対戦です。奥原は6シード、山口は10シードでエントリーです。お互いリーグ通過はできると思いますが奥原選手の2戦目、インドネシアのフアネトリとの試合がある意味今大会のコンディションや状態を確認できる指標となると思います。昨年の世界選手権で3位に入ってる実績もあるのでここが予選リーグの一つのポイントになります。そのための準備の試合が本日だと思います。山口選手のリーグは比較的通過しやすいリーグに入りました。本日はチェコの選手と対戦、状態も良さそうなので本戦に備えた準備を予選ではしてほしいです。
WD高橋/松友選手。昨日の緊張から少し慣れた形で試合を展開して欲しいです。対戦相手はタイの選手。長身の攻撃力のある選手。ディフェンスから攻撃に繋げるプレーが必要になります。結果も大切ですが内容もいい試合が本日は求められます。個人的には松友選手に注目したいです。
XD数野/栗原選手。昨日のベストパフォーマンスを引き続き継続する事が大切。対戦相手はアメリカなので格下となります。リーグ1位通過の可能性もあるのでここは内容が良い展開をし、次の韓国選に備えて欲しいです。
MDは早川/遠藤。金メダル候補大本命のアーサン、セティと対戦。昨日のいい流れを出せれば可能性は十分ある。ある意味非常にレベルの高い試合となります。セティの前衛を機能させてると厳しいと思います。また、早川選手とセティ選手でどちらがゲームメイクできるかも勝負のわかれめ。ディフェンスは昨日で強化できているのが証明できたので本日は前衛で勝負してどれだけ遠藤選手の攻撃を引き出せるか、どちらにしてもかなり見応えがあります。これを勝てば1位通過はほぼ確実。勝負の日になります!
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