8月11日(大会1日目)展望

いよいよ明日スタートですね。空港は歓迎ムードでオリンピックムード全開でした。既に現地に入りしIBCメディアセンターや、体育館の雰囲気、風の影響はないのかなど、解説に向けて色々と準備しています。特に今日のリオは天気が悪く小雨で気温も15度ぐらい、少し肌寒い感じがしました。これで冬というのが驚きですね。さて、明日から始まるバドミントン競技を少し勝手に展望としてまとめてみました。

WD
日本人最初の登場は絶対的なエース高橋/松友。オープニングの試合であるため緊張感はあると思うので前半離されないように注意しながら戦って欲しいです。インドのペアと対戦しますが相手の左利きの選手の前衛につかまると少し面倒です。大きな展開で崩しつつ徐々に低い展開を入れながら組み立てると安心して見てられる(僕の意見ですが)会場、オリンピックの雰囲気に慣れる事も大切なので点差が開いても感覚を確かめれる余裕があればベストかな。

XD
予選のライバル、オランダの選手と試合。攻撃力はないがローテーションや、女子選手の前衛の予測がいい。男子はサービスからの展開や空いてるスペースにシャトルコントールできる能力があるので安定感はそこそこある。昨年の世界選手権はシードの中国ペアに勝ちベスト8。ヨーロッパ選手権は3位入賞しているので間違いなく実力者。数野/栗原はやはり攻撃がストロングポイント。60パーセント以上攻撃の形を作れれば勝機は十分あると思います。そのためには栗原の前衛が安定すること。積極性と安定感が求められるのでとても重要な役割を担う。数野はサービスと簡単なミスさえなければ無敵な存在。スピードを活かした攻撃と突心力で相手にプレッシャーをかけて欲しい。ある程度接戦になると思います。

MD
ここが一番厳しい、そして見応え十分。リーグも死のグループと言えるぐらい実力者ぞろい。早川/遠藤は昨年の世界選手権3位、全英オープンも3年連続ファイナルリストでもある。大舞台に強いイメージがあり、同じ日本ユニシス時代も重要な試合には必ず勝ってくれる抜群の安定感がある。明日は中国のペアで負け越している相手。スピード、パワーで押してくる相手にどこまで「柔」で対応できるかが勝負。絶対落とせない試合だからこそ力は入ってしまい、視野は狭くなる。いい意味で適当さも時には必要でミスを恐れず「剛と柔」を使いながら対応できると相手はミスを繰り返すと思う。とにかく明日が勝負です。
 
明日は皆んなユニシス時代の後輩達、解説という立場で携われるのが光栄です。いよいよスタート、みんな頑張れ!




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